ギアラこと赤センマイの話。 redomasum
好きな焼肉部位は、ギアラ。理由は?なんかカッコいいじゃん。
もう20年以上前の話。やっと食べ放題じゃない焼肉が食べられるようになった時代。
まあそんな時代だからこそ、ギアラのそんなに高くないお手頃価格もありがたかった。
あの頃付き合っていた彼女は子供が二人。おそらく上の子は20歳くらいなんじゃなかろうか?
そんな昔を思い出しながら、今宵も一人で焼肉を食べている。
赤センマイと呼ぶ令和の時代
あれから20年。
綾小路きみまろみたいな書き出しになったけど、あたしも年を経た。
サシが入った高級肉も食べられるようになったものの、そんなに量を重ねられない。
そして今また戻りました好きな焼肉部位は、赤センマイ。あの頃はギアラだったけど、最近は赤センマイ。
おそらく昔はチェーン店だったのかな。今は1ランク上がった焼肉屋なのかな。
センマイもいいんだけどセンマイは刺しでも食べるから、やっぱり赤センマイ。
赤センマイの由来。そしてギアラの由来。
まずセンマイの名前の由来は、韓国語で「チョニョブ」といい、日本語に訳すると、「千枚」と。
またセンマイは内面のひだが幾重にも重なっている姿から、ひだが千枚重なっているように見えるところから、「センマイ」と呼ばれるようになったと。
そのセンマイが赤くなったもの。だから赤センマイ。
ついでにギアラの由来も調べてみた。これは複数あるようで、代表的なのを2つ。
日本で第二次世界大戦直後、米軍駐屯基地で働いていた方々が、報酬(ギャラ)としてもらっていたという説が1つ目。
2つ目が、第4の胃が腸のような役割もしているため、ニセの腹=偽腹(ぎばら)と呼ばれていた。ということのようだ。