九州の宮崎県南西部に位置する小林市。

四季折々に咲き乱れる花の数々、満点の夜空に降り注ぐ星と、ホタルの群遊、豊富に湧き上がる名水などの自然に恵まれた環境のまち小林市の人里離れた山奥に倉薗牧場の牛舎はあります。

霧島連山に見守られ、広大な敷地の中で、澄んだ空気、燦々と降り注ぐ太陽、心地よい風に包まれながら、牛たちは、ノンストレスで、自由に育ち、時間と手間をかけてゆっくりと育てられていきます。

創業７０年以上の歴史の中で、代々受け継がれてきたのは、「牛への愛情」です。
これこそが、良質な「倉薗牛」の品質の原点なのです。

倉薗牧場は、これまでの恵まれた生産環境をさらに充実させ、進化させながら、食に対する安全性をこれまで以上に意識し「安全性＝セーフティ」、品質のさらなる向上「品質＝クオリティ」と、安定した供給システムの構築「供給＝サプライ」。
そして、様々なロスを意識したサスティナブル「持続可能な＝Sustainable」な経営を目指していきます。

牛へのストレスフリー。
これこそが、美味しい倉薗牛への最も近い鍵であると考えます。
清潔な状態を保つように、牛舎の清掃の頻度をあげ、さらに山奥の静かな環境で育てることによって、音によるストレスもフリーな状態で牛が育ちます。このストレスフリーな方法こそが、長年受け継いできた生産手法であり、毎年の肉質各付評価でも常に好成績を収める結果となっています。

餌についても肉質に大きく影響が出る為、こだわっています。粉末の穀物と新鮮な牧草にビタミンを加えた飼料を、牛の成長に合わせて、バランス調整しながら給餌し、飼育期間も一般的な期間よりも長く、餌代やコストがその分かかりますが、私たちが望む、美味しい肉質と脂を得ることができます。

安心・安全は当たり前、その先へ私たちは進みます。

自分たちの生産した肉を安心・安全なものとして届けることはもちろん、加工や販売に関しても、全てトレーサビリティ管理し、味や品質がブレないようにしています。

肥育から精肉まで一貫した生産、管理体勢で、皆様の食卓へ常に最高の状態でお届けできるようにこれからも邁進していきます。